事前診察・ご相談
医師が症状や検査の必要性について詳しくお聞きします。検査方法や注意点について丁寧にご説明し、患者様のご希望や不安もお伺いした上で、検査の予約をお取りします。
胃内視鏡検査(胃カメラ)
当院では、胃痛や胸焼けなどの症状にお悩みの方、健康診断で異常を指摘された方に胃カメラ検査を実施しています。
経口・経鼻どちらの検査方法にも対応し、特に経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ検査)では従来の口からの検査に比べて吐き気や不快感を大幅に軽減できます。事前に医師とご相談いただき、患者様が安心して検査を受けられるよう丁寧にサポートいたします。
※胃カメラ検査は事前に一度ご来院いただき(予約不要)、医師の問診・相談の上、予約を取ります
胃カメラ検査(胃内視鏡検査・上部消化管内視鏡検査)は、先端にカメラが付いた細いスコープを口または鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。
バリウム検査では発見が困難な小さな病変や粘膜の変化も詳しく確認でき、早期のがんや炎症の診断に重要な役割を果たします。必要に応じて組織の一部を採取し、より詳しい検査を行うことも可能です。
「経鼻内視鏡」は鼻から挿入するため、舌の根元に触れにくく、従来の口からの検査に比べて吐き気や不快感を大幅に軽減できます。検査中も会話ができるため、リラックスして検査を受けていただけます。患者様のご希望に応じて、経口・経鼻どちらの方法も選択可能です。
検査前に必ず医師との相談時間を設け、症状や不安について詳しくお聞きします。検査の必要性や方法について十分にご説明し、ご納得いただいた上で検査予約をお取りします。検査に対する不安や疑問も遠慮なくご相談ください。
当院では、必要に応じて専門医療機関との連携も行っています。より高度な検査や治療が必要な場合は、患者様のご希望をお聞きしながら適切な医療機関をご紹介いたします。患者様にとって最適な医療を受けていただけるよう努めています。
胃カメラ検査では、ピロリ菌感染の有無も確認できます。ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍の原因となり、胃がんのリスクを高める細菌です。
当院では検査により感染が確認された場合、除菌治療も実施しています。除菌後の経過観察も含めて、継続的なサポートを行っています。
Step01
医師が症状や検査の必要性について詳しくお聞きします。検査方法や注意点について丁寧にご説明し、患者様のご希望や不安もお伺いした上で、検査の予約をお取りします。
Step02
検査前日の夕食は早めにお済ませください。検査当日は朝食を控えてご来院いただきます。お薬を服用されている方は、事前に医師にご相談ください。検査に必要な準備や注意点についても詳しくご案内いたします。
Step03
ご来院後、経口または経鼻のいずれかの方法を選択し、必要に応じて前処置を行います。検査時間は5~10分程度です。経鼻内視鏡では検査中も会話ができるため、リラックスして受けていただけます。
Step04
検査終了後、医師が画像をお見せしながら結果を詳しくご説明いたします。組織検査を行った場合は、後日改めて結果をご説明いたします。今後の治療方針や生活上の注意点についてもお話しします。
検査はつらいですか?
経鼻内視鏡では嘔吐感が少なく、多くの方が「思ったより楽だった」と感じられます。検査前に不安や心配事をお聞かせいただければ、できる限り負担を軽減する方法をご提案いたします。
経口と経鼻、どちらが良いですか?
嘔吐感が苦手な方には経鼻内視鏡をお勧めしていますが、患者様のご希望や体調に合わせて選択できます。事前の診察時に詳しくご相談いただけます。
どのくらい時間がかかりますか?
検査自体は5~10分程度です。前処置や結果説明も含めて、ご来院からお帰りまでの所要時間は30分~1時間程度が目安です。お時間に余裕を持ってお越しください。
薬を飲んでいても検査できますか?
お薬の種類によっては一時的に中止していただく場合があります。事前の診察時に服用中のお薬をすべてお知らせください。適切な対応方法をご案内いたします。
検査後に気をつけることはありますか?
のどや鼻の麻酔が切れるまで飲食を控え、当日は激しい運動やアルコールを避けてください。組織検査を行った場合は、消化の良い食事を心がけてください。何か気になる症状があればご連絡ください。