胸焼け・胸のつかえ

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こんなお悩みはありませんか?

  • 食後に胸がヒリヒリする
  • のどの奥や胸のあたりがつかえる感じがする
  • 胃酸がこみ上げてくるような不快感がある
  • しゃっくりやゲップが増えた
  • 咳や声枯れが続いている
  • 胃が突っ張る感覚がある など

早めに受診したほうが良い症状

胸焼け・胸のつかえの症状について

特に以下のような症状がある時は、早期の検査が必要です。お心当たりのある方は、当院へご連絡ください。

  • 胸のつかえ感が長く続く
  • 食後に強い胸焼けが毎回起こる
  • 胸が焼けるように痛む
  • 食べ物がのどや胸で引っかかる感じがある
  • 夜間に咳が出る、のどがしみる など

胸焼け・胸のつかえの原因

胸焼けや胸のつかえは、主に胃酸の逆流や食道の運動異常が原因で起こります。特に多いのが、胃の内容物(胃酸や食べ物)が食道に逆流してしまうことによって生じる刺激です。

食道への逆流を引き起こす要因としては、以下のようなものがあります。

食生活の乱れ

脂っこい食事、カフェイン飲料の過剰摂取、過剰な飲酒、早食いなどは、消化管に負担をかけ、胃酸を増やすため、逆流を引き起こしやすくします。

ストレス

慢性的なストレスが長引き自律神経のバランスが崩れると、消化管の動きが悪くなり、逆流やつかえ感の原因になります。

加齢・肥満

加齢に伴って食道下部にある括約筋(胃と食道の境目)が弱くなり、胃酸が逆流しやすくなります。また肥満によって腹圧が高まることも、胃内容物逆流の一因です。

内服薬

血圧の薬や睡眠薬の一部は胃の入り口の筋肉(食道下部括約筋)を緩める副作用があるため、胸焼けの要因になり得ます。

ピロリ菌の除菌

まれにピロリ菌を除菌した方の約10%に、胸焼けの症状が現れることがあります。ピロリ菌がいなくなることで胃酸の分泌が回復し、一時的に逆流性の症状が現れることがあるためです。

胸焼け・胸のつかえがある際に考えられる病気

胸焼け・胸のつかえ感は一時的なものとして軽く考えがちですが、次のような病気が隠れていることがあるため、気になった時点で当院へご相談ください。

逆流性食道炎

最もよく見られる原因の1つで、胃酸が食道に逆流し、粘膜に炎症を起こす病気です。胸焼けや呑酸(酸っぱい液が上がる感じ)が典型的な症状で、慢性的な咳やのどの違和感が続くこともあります。
最近では、ストレス、早食い、食生活の乱れが生じやすい若年層の発症も増えています。

機能性ディスペプシア

内視鏡で異常がないにもかかわらず、胃や食道の不快感が続く病気です。ストレスや自律神経の乱れが関係し、食後のゲップや胃内容物の逆流などを引き起こします。

食道アカラシア

食道と胃のつなぎ目である下部食道括約筋が常に閉じた状態になってしまい、食べ物が胃へとスムーズに送られない病気です。食べ物が食道に溜まる一方のため、胸のつかえ以外に嘔吐や吐き気も感じます。

食道裂孔ヘルニア

横隔膜に位置する食道が通る穴に、胃が引っ張られてはまってしまい、胃酸などが食道へ逆流する病気です。治療については、症状の有無や病状に合わせて、逆流が生じにくい姿勢を保つ工夫や、内服薬、外科的治療などを検討します。

外科的治療が必要な場合は、専門的な治療を行っている近隣病院をご紹介いたします。

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