下痢・便秘

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こんなお悩みはありませんか?

  • 便秘が数日続く
  • 残便感がある
  • コロコロとした硬い便が出る
  • 急な腹痛が生じる
  • 水のような便が何度も出る
  • 排便時に強い痛みを感じる など

早めに受診したほうが良い症状

下痢・便秘の症状

特に以下のような症状がある時は、早めの検査が必要です。当院での診査・診断のほか、専門的な検査を行える医療機関との連携も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

  • 便秘・下痢が1週間以上続いている
  • 血便や黒色便が出る
  • 強い腹痛や発熱を伴う
  • 体重が急激に減ってきた
  • 排便の頻度や形が急に変化し、それが続いている
  • 嘔吐や吐き気を伴う など

下痢・便秘の原因と種類

下痢の原因

下痢は、腸の運動や水分吸収の異常によって水様便のような便がゆるくなる状態で、以下のような原因が考えられます。

感染症

ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)や細菌(カンピロバクター、大腸菌など)による感染で、腸の粘膜が炎症を起こし水分吸収ができなくなります。

食物アレルギー・不耐症

乳糖不耐症やグルテン過敏症などの体質により、特定の食品を摂取すると下痢になるケースもあります。

ストレス・自律神経の乱れ

過度のストレスや睡眠不足などによって腸の動きが異常になり、過敏性腸症候群(IBS)などの機能性疾患を引き起こすことがあります。

内服薬の副作用

抗生物質、下剤、抗がん剤などの薬剤は、腸内環境を乱し、下痢を引き起こすことがあります。

下痢の種類

下痢は、症状や原因によって以下の4種類に分類されます。

急性下痢

感染や食中毒によって発症するもので、短期間で回復する特徴があります。

慢性下痢

3週間以上続く下痢で、炎症性腸疾患や機能性疾患(IBS)などが原因のことがあります。

浸透圧性下痢

腸内に吸収されにくい物質(人工甘味料など)を摂取した際に起こりうるもので、これらの物質が腸内へ過剰な水分を引き込んで下痢になります。

分泌性下痢

腸から水分や電解質が過剰に分泌される際に生じる下痢で、感染性腸炎やホルモン異常が原因のことがあります。

便秘の原因

便秘とは、排便の回数が少ない、または排便に困難を伴う状態であり、一般的には排便が週に3回未満である状態を「便秘」と定義します。

便秘の原因は、主に以下のことが挙げられます。

食物繊維や水分の摂取不足

食生活が欧米化したことで現代人に多く見られます。野菜や水分の摂取不足、運動不足により、便のかさが減ってしまうため排便しづらくなる状態を引き起こすのです。

排便習慣の乱れ

朝にトイレに行く時間がない、排便の我慢を繰り返すために、直腸の感覚が鈍くなり、排便困難になることもあります。

腸蠕動機能の低下

過剰なストレスがかかると交感神経が優位になり、腸の動きが低下して便秘になることがあります。

内服薬の副作用

鉄剤、抗うつ薬、鎮痛薬などの服用により、腸の動きが抑制されることがあります。

便秘の種類

便秘は、症状や原因によって以下の4つに分類されます。

弛緩性便秘

腸の運動が低下して起こる便秘で、高齢者や運動不足の人に多く見られます。

けいれん性便秘

ストレスや自律神経の乱れで腸が過剰に収縮し、排便が進みにくくなる便秘です。

直腸性便秘

便意を我慢し続けることで直腸の感覚が低下し、次第に便意も感じにくくなる便秘です。

器質性便秘

大腸がんや腸閉塞など、物理的な障害によって生じる便秘です。

下痢・便秘がある際に考えられる病気

下痢・便秘が続く場合は、次のような病気が隠れていることがあるため、気になった時点でお気軽に当院へご相談ください。

過敏性腸症候群

ストレスや自律神経の乱れにより腸の動きが異常になり、下痢や便秘、またはその両方を繰り返す病気です。大腸に異常は見つかりませんが、生活に大きな支障を来すことがあります。

潰瘍性大腸炎・クローン病

自己免疫が腸の粘膜を攻撃し、慢性的な炎症を起こす病気です。粘血便や腹痛、体重減少を伴い、若い世代にも発症することがあります。

甲状腺機能異常

甲状腺ホルモンの分泌異常(甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症など)により、体重変化や疲労感を伴い、腸の動きが過剰または低下するため便秘や下痢を発症します。

大腸がん

初期は無症状のことが多いですが、進行すると便の形が細くなり、血便、便秘、下痢などの繰り返しが見られます。

便の異常が続く場合は大腸カメラ検査などの精密検査が重要ですので、必要に応じて近隣にある検査が可能な専門機関をご紹介いたします。

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